ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)手紙を書く女と召使

手紙を書く女と召使




手紙を書く女と召使
作品解説
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)

推定制作年代:1670年~1672年頃
技法:カンヴァス、油彩
サイズ:71.1×60.5cm
所蔵:ダブリン、アイルランド国立絵画館

床に丸めた手紙と封蝋(手紙に封をするためのもの)が落ちている。手紙の内容が気に入らないで床に投げ捨てたのか? 恐らく女性が書いているのは恋人への返事の手紙だと思われるが、手紙が書き終わるのを待っている女中の表情もどこか意味ありげだ。この絵は2度盗難(1974年と1986年)に遭っている。