ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)ヴァージナルの前に座る若い女

ヴァージナルの前に座る若い女




ヴァージナルの前に座る若い女
作品解説
推定制作年代:1670年頃
技法:カンヴァス、油彩
サイズ:25.2×20cm
所蔵:個人

この絵は模作または贋作とされてきたが、専門家による再鑑定の結果、絵具が17世紀のもので椅子に使われている「青」の顔料がフェルメールが好んで使っていたラピスラズリだったことや、支持体も「レースを編む女」と同じ布から裁断されたカンヴァスと推定され、2004年にフェルメールの真作と見なされるようになった。その後絵はロンドン、サザビーズのオークションで33億円で落札された。